6月の週末は、五能線タラコ祭りだった。
1週目は全く眼中に無く、ボケっとした週末を過ごし、仲間からVな作品を見せられ、「何で誘ってくれなかったの~!」と泣きついた。
2週目、出撃用意をして、MJ氏がウチまで迎えに来るも、どうにも晴れないだろうという予想をして、出撃見合わせ。
結果、日中は予想通り望むような天気にはならなかったようで、行かずに一安心。夕方は自分の行きたかったところは晴れたようだが・・・
3週目の今週は、先週同様、スカッと晴れるような予報ではないが、高気圧に覆われ、次第に晴れるという予報に賭けて出撃となる。
自宅にIT氏が迎えに来てくれ、19日金曜の21時に出発。
湯田~大曲と昭和男鹿半島~琴平森岳が工事で一般道へ降ろされるが、八森ローソンへは5時前に到着。
1M運転で頑張ってもらった。
現地はドン曇り、雲は所々切れてはいるが、こんなんで晴れるんかいな!と相変わらずいい加減な予報の気象庁を恨む。
MJ氏チームと合流。
岩舘~あきた白神の俯瞰アングルへ上るか迷うが、ここまで来たのだからと全員で登山開始。
登り口の正確な位置がわからず、伝聞を頼りに上るが、とてつもない急斜面と藪漕ぎ。
MJ氏車チームは違う登り口を探すため、一度下山。
我等はそのまま上るが、自分は後れを取り、上にも下にも誰もいない状態に。
目的地も不明、下山しても車は動かせず、鉄橋へも移動が厳しい。
日頃の運動不足も拍車をかけて、少し上るだけで気持ち悪くなり、吐き気も襲う。
熱中症の気配もあって、心折れそうになるが、とりあえずお仲間が下山してくるまでは登ってみる。
登ってる最中に、列車が鉄橋を渡る音が聞こえて、もう泣きそう。
道なき道を登り始めて約80分、先行のIT氏へ電話すると一応見える所があるとのこと。
電話ではシャッター音が聞こえて、反対側から来る列車も通過している。これで撮れなかったら自分は何しに来たんだろう状態。
何とか、IT氏のもとへ着くと、鉄橋と青い海が眼下に広がる!約30センチ、現場フォトショップで更に汗を垂れ流し、カメラセット。
とりあえず、海上には雲はほとんどないが、太陽の周りには時々曇るくらい結構湧いている。
このあとは、太陽が隠れないことを願うだけだ。
これは決まった!
これが決まれば、これまでの苦労も吹っ飛ぶってものだ。
写真は非公開。
返しの白キハ撮り、意気揚々と下山する。
返しを撮影しているから、タラコには相当遅れを取っているので、返しの場所探しがてら北上する。県境付近が雲の境目のようで、青森県側はドン曇り。
それでもとりあえず走ってい行くと、間に合わないと思っていたタラコを、いつの間にか追い越している。
越水~鳴沢で返し用にロケハンしていると、タラコx3がやってくる。青空がちらほら見えても太陽の周りは雲だらけ・・
同区間で返しのA77、タラコx2を迎え撃つ。
晴れには程遠い・・
この先は、サンプル作成のためだけに移動と撮影。
マックスバリュー深浦で遅い昼食の寿司を購入。
海の見える駐車場で、ドン曇りの中ランチとする。
列車番号の変わった、A77・326Dは、とりあえず晴れ間のありそうな岩舘方面へ向かう。
現地は青空と青い海が広がり、ここで大丈夫だろうと、漁港から鉄橋を狙うアングルに決め、少し弱る。
列車通過30分前にカメラセットすると、突然露出が落ち始める。
一面の青空のはずが、太陽のまわりにモクモクと雲が流れ出してきた。
自分たちの上空で、雲は消えていくようで、この辺が晴れ間との境のようだ。
晴れたり曇ったりを繰り返し、列車の来る頃はマンダーラ・・悲惨。
この列車の返しは、どこへ行くか、皆迷っていたが、自分は八森~東八森のプリン山を希望し、現地入口へ投げてもらう。
雲が結構増えてはいるが、北の方で消えているので大丈夫だろうと、登山を急ぐ。
20分で登り、現場に着いた時には、まだ晴れており、水田も全開であったが、その後5分で太陽は閉店、この日はそのまま出てくることは無かった・・・
ここで終わりではなく、ブルータイムのバルブをやりに驫木~追良瀬へ。
雲が多くて、夕焼けにもならなかった。
まだ水鏡がいけるかも、とのことで更に中田へ。
結果は、稲が育っており、反射は全くなく、真っ暗な中のバルブとなった。
五所川原まで行き、ゆで太郎で晩飯、エルムの湯で風呂に入り、汗を流す。
ご当地ビールで乾杯し、全部飲み切る前にヘロヘロになっているので、二人ともバタンキューであった。
翌日の天気予報は、それなりにいいので期待して、鶴泊の道の駅でマルヨとなる。
(200624)