夜が明けて、5時早々に話声で目が覚める。
予報と予想に反して、猛烈なドン曇り。岩木山も全く見えない。
終わったな・・・
とりあえず身支度して、コンビニで食料調達、山は見えないが岩木山バックの鶴泊-板柳へ向かう。太陽側は、微妙に雲が切れたり、太陽が出たりするが、岩木山から雲が流れてくるので、山が出るのは期待できない。
山は捨てて、微妙な青空を入れるアングルにしてみるが、あれよあれよで雲の流れの方が早く列車が来る頃にはほとんど雲になってしまった。
五能線沿線は、午後まで天気が良くならない予報なので、津軽線へ向か会うMJ+KB氏チームとは別れて、我々は早々に帰路に就く。
うまくすれば、夕方の只見線が撮れるかもと、日本海沿いに、R7と部分高速を使い、入広瀬-上条を目指す。移動中は、とにかく天気がいい。水平線も見えているし、鳥海山の山頂は新潟側からは見えていたし、粟島も見えるし。
村上で運転を変わり、日本海まほろばICから中之島見附まで北陸道、長岡から栃尾経由で只見線を目指すが、このままだと間に合わないかも、という時間になってしまい、自分の知らない道を案内されて、どこをどう通っているかわからず言われるままに山道を進んでいたら、通過10分前に撮影地到着。
反対側から登っていたのね。
マニアも数名いたが、場所はたらふくあるので、急いで用意して列車を待つ。陰る心配もなく全開露出。
下山して、列車豆粒だけどお手軽俯瞰があるとのことなので、連れてってもらう。
越後三山は見えないけど、薮神から越後広瀬の先まで見渡せる素晴らしい場所だ。
このあと、隣の山に車が止まっているのが見えて、もしかしたらマニアかも、そこからも撮れるのか?とロケハン開始。
一発目で見事的中、撮れることが判明したので再訪を誓う。
自分の要望で、ブルータイムのバルブを提案し、OKが出たので、近くの立ち寄り温泉(神湯温泉)で風呂に入る。
何年も只見線に通っているが、初めてこんな風呂屋があることを知った。
うだうだ浸かりすぎて、大白川へは間に合わないことが判明。
さらに、夏至の時期、日没19:15なのでまだ空がとても明るい。
入広瀬で列車を迎え撃つことにする。
打ち止めで、チンタラ帰路についていたら、列車を追い越していたようで、成り行きで薮神駅へ。
こちらには、同様に追っかけマニアも数名。
いい感じのブルータイムになって、撮影終了。
小出IC近くのラーメン屋で晩飯とし、小出から所沢まで関越、自宅まで届けてもらい、今回のツアーは終了。
IT氏長距離運転感謝感謝。
(200704)